ただ画面をタップするだけの脱出ゲームとは訳が違う、探索しヒントから解法を探す本格的な謎解きアドベンチャー「トラップマスター」レビュー

　最近は脱出ゲームというと、一人称視点で画面をタップしアイテムやヒントを探して正解に当てはめるシンプルなものが多いですが、このゲームは見下ろし視点でダンジョンを探索するようにキャラクターを動かし、謎を探るかなり本格的な脱出ゲームになっています。

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　見た目はオーソドックスなRPGのダンジョンの様な感じ。一部屋の大きさは一定で部屋が迷路のように複雑につながっています。

　これらの部屋に様々な謎があり、解きながら部屋を進みこの迷宮の様な部屋達から脱出することが目的となります。

　メインとなる謎解きの質が非常に高く、最初は鍵を探して開けるといったシンプルなものから始まり、定番の4桁の番号を探して入力、絵柄と数をヒントに数字を割り出すなど部屋を進むにつれてじわじわと難易度が上がっていき、そのレベルデザインも良く出来ています。

　見下ろし視点のゲームならではのヒントを元に地雷原を通り抜けるなんてのも。

　ちなみに罠などにかかると一発ゲームオーバーですが、すぐにその部屋に入ったところから再開できるのでペナルティはほとんどナシ。

　途中からアイテムを合成したり、さらには複数のキャラクターを切り替えて謎を解くなどやりごたえも抜群です。

　ゲームとしての謎解きもさることながら、少しずつ明らかになるストーリーも謎に満ちており、そこも含めて見事。老若男女プレイヤーを選ばない誰にでもオススメできる作品です。

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