Apple、携帯電話・スマホを含む2012年の国内総合出荷台数で「年間第1位」を獲得!

IT専門調査会社 IDC Japanは、国内携帯電話、およびスマートフォン端末の2012年第4四半期(10〜12月)、および2012年通年の出荷台数を発表しました。それによるとAppleが国内市場では初めてとなる、「年間第1位」を獲得しています。
 
 携帯電話、スマホすべての端末を含めた流通において、2012年の総合出荷台数でついにAppleが「年間第1位」と獲得しました。これはトータルで4,040万台を出荷した2012年でのベンダー別シェアで23.3%をマークし、2位の富士通に大きく差を開いてのトップ獲得となります。

 

2012年第4四半期 国内携帯電話出荷台数ベンダー別シェア(Total1,133万台)

 

昨年のAppleの勢いは本物でした。2012年第4半期において、携帯電話出荷台数のベンダー別シェアでは、Appleが全体の32.8%と断トツのトップになっています。

 

2012年第4四半期 国内スマートフォン出荷台数ベンダー別シェア(Total883万台)

 

また、これをスマートフォンだけの出荷台数にしぼるとさらに顕著になり、Appleは全体の42.1%を占める割合となります。これにより、昨年末のiPhone人気(とくに時期がら、iPhone5と4Sと予想される)がいかに高かったかが分かります。

 

 

2012年 国内携帯電話出荷台数ベンダー別シェア(Total4,040万台)&スマートフォン出荷台数ベンダー別シェア(同2,848万台)

 

そして1年を通しての集計でいくと、国内携帯電話の出荷台数4,040万台に対し、Appleが23.3%のシェアで1位を獲得!2011年の同集計が3位だったこともあり、iPhoneの急激な伸び率が読み取れます。
 
 2012年の国内スマートフォン出荷台数は、前年比42.1%増の2,848万台。驚くほどの勢いで市場に出回るスマホ端末。そのなかでもやっぱり、Appleブランドは強かった!

 
 今年の6月にはWWDCが待ち構え、四半期後半にはその姿を現すであろう「次世代iPhone」。果たしてAppleの打ち出す新たな端末は、どこまで伸びるのでしょうか。
 来年の同時期に発表されるだろう市場規模集計結果に、今から興味が尽きません。

 

⇒ IDC Japan:公式サイト

ライター:なかムー

オリジナルサイトで見る

関連記事

最新記事