ちょっとショッキングなニュースです。
ワシントン大学の研究者が、インターネットを介して脳から脳へ直接信号を送り、他人の身体の動きを制御することに成功したと発表しています。
この実験では、2人の被験者(ともにワシントン大学の教授・准教授)を用意。一方(送信側)には脳波を読み取る装置、もう一方(受信側)には指先の動きを制御する装置を繋げ、実験を行いました。
送信側がゲーム画面を見ながら、適切なタイミングでボタンを押すようにイメージします。受信側はゲーム画面を見ることなく、その脳波を受け取ることで指を動かします。
まさにSFのような世界。ただし同レポートによれば、信号の受け取り側は自分の意思で指を動かすのであって、“自分の意志に反して身体がコントロールされる”ようなことは起きない、とのこと。
「か…身体が勝手に…!!」なんて事はないのですね。ちょっと安心です。
この技術を応用すれば、言語障害を持つ人の代わりに何かを伝えたり、違う言語を話す人同士で意思を伝え合うことができるかもしれません。
参考: University of Washington
ライター:いっしー
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