iPhoneの黒白モデルにはちゃんと理由があった!?アジア各国で好まれる携帯電話の色って？

　携帯電話の色、皆さんならどんな色を持ち歩きたいですか？

　iPhoneのカラーは現在白・黒の2色展開のみ。ただ各社から出ている専用ケースには様々なカラーがありますし、新型iPhoneには新色ゴールドが追加されるのでは？という噂もありますよね。

▲iPhone 5Sの新色と噂のゴールド（イメージ）。

　この携帯の色の好み、全体的にどういったものが好まれているんでしょうか。株式会社インテージが行った「アジア4ヵ国の色に関する意識調査」の携帯電話編でこんな結果が出ていました。

　日本、中国、タイ、ベトナムの4ヵ国で集計した「携帯で購入したい色」と「携帯でよく見かける色」の調査結果がこちらです。

　やはり性別やシーンを問わず使える、黒・白の人気は鉄板ですね。iPhoneのカラーが今までこの2色展開だったのも、国に関係なく圧倒的に選ばれる色だったからかもしれません。

　この調査結果を見ると「よく見る携帯電話の色」と「購入したい色」はほぼ同じ。あまり奇抜な色よりも、不自然ではない安定色が好まれるのでしょうか。

　今度は国別に分けて見てみましょう。

　日本の結果は他の国と比べて、5%を超える「購入したい色」の種類が圧倒的に多いのが特徴です。このあたりは日本特有のガラケー時代のデザインの豊富さも影響していそうですね。

　さらに日本の調査結果でもう一つ注目すべきなのが、「サックス」「赤紫」など、いわゆる正統派ではない色が購入したい色として多く挙げられている点。

　先程の4ヵ国を合計した結果とは異なり、市場に出回っている色とは違う色を購入したいという傾向が他国よりも強くなっています。

　こうして見ると日本はアジアの中でも色に対して強い関心があるようです。新型iPhoneにも新色が複数出たら、今までとは異なるユーザー層も取り入れることが出来るかもしれません。

参考：アジアインサイトレポート第3弾｜株式会社インテージ

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