最近アプリゲームでもシミュレーションが増えてきましたが、何故かファンタジーモノが多く、定番の一つであるロボットモノがほぼありませんでした。
「StraStella (ストラステラ)」はそれらのロボットモノSLGの文法を程よくとりこみつつ、操作体系はスマホに最適化され非常に快適、ライトに遊べる仕上がりになっています。
戦闘画面は斜め見下ろし型の3Dでボタンでの90度ずつ回転が可能。ユニットの出撃場所は固定となっています。
基本の操作が非常に軽快で、敵をタップすれば自動移動、再度タップで基本攻撃ができます。もちろん、任意の場所に移動して攻撃を選んでも可能ですが、やりたい行動に応じて簡単なシンプルな操作が用意されているお陰で、スピーディに展開することができます。
移動範囲は青、攻撃範囲は赤と表示もわかりやすく、ユニットにより特徴の差が大きいのも使い分けなどがはっきりしていて好感が持てます。
近距離攻撃が得意なユニットは移動力が高く、遠距離攻撃が得意なキャラは移動範囲が狭いなど、単純なのですがはっきり分かれているのはわかりやすいです。
また、ロボットモノとしてニヤリとさせられるのが、機体の所属やメーカーといった系統によって特徴があるということ。
単純にレア度が高い機体が強い、といった違いだけでなく、系統によるデザインや使える攻撃やスキルの違いがあるというのはわかりやすい上にロボットモノとしては燃えます。
戦闘もただ味方と敵が出てきて戦う、というだけでなく勝利条件が防衛や指定ポイントへの到達など複数あるのもロボットモノとして王道。敵の増援などあるのもアツい展開です。
ただ、全体的にライトであることは確か。ストーリー上で離脱するキャラも普通に戦闘に参加させられますし、スマホゲーらしく他ユーザーの協力キャラが自キャラと被っていても問題なく出撃可能。
王道のテイストをしっかりと入れつつ、制限となる部分はなるべく排除して軽快さを打ち出そうとしているのが伺えます。
あとは美少女要素も強めで、これはこれでかなり豪華。キャラクターにプレゼントを上げることで好感度を上げ、ポイントを使って着せかえなども可能。
ロボットモノSLGというと。おそらくスパロボとGジェネのイメージが強すぎて敬遠されがちなのかもしれませんが、その2大ロボット系SLGが亜流以外リリースされていない今、それを補うのには十分だと思います。
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