自身が怪我のため甲子園を夢を絶たれた主人公が女子野球部の監督となり、甲子園を目指す野球シミュレーションゲームです。
試合は全てオートなので、基本的にいかに選手を育成したか、その結果が重要となります。
キャラクターは簡単にいうとよくあるスマホゲームである、ガチャやクエストクリア(このゲームの場合は試合)で入手が可能。
育成方法も同じくよくあるパターンでレベルアップ用の素材や不要になったキャラを合成してレベルを上げることができます。
ただし、大きく違うのがスキルの入手方法。試合を有利に運ぶためにレベルを始めとした基本ステータス以外に、各種スキルをキャラクターにセット持っていること重要となります。
そしてそのスキルを手に入れるためのシステムが「シンデレラストーリー」。カードを使って「パワー」「スピード」「テクニック」の3つの数値を上げながら、本編とは異なる小中規模のストーリーを進めていきます。
練習メニューとして画面下にカードが五枚ドローされ、選ぶことでそこに書かれた「パワー」「スピード」「テクニック」の3つの数値が溜まって行きます。
カードにもタイプがあり、同じタイプは一度に使用することができるので、基本的には同じタイプがあればそれを使えばOK。
これを繰り返して3つの数値をためていくのが基本。カードにもレアリティがあり、星が多いほど数値が上がります。
さらに、左上にランダムでキャラクターのアイコンが登場。指定されたターンまでにキャラにも同様に割り振られたタイプの数字を使ってゲージを貯めると特訓がスタート。
特訓は「シンデレラストーリー」全体のシステムをミニマムに凝縮したような形で、同じようにカードを選択して数ターン以内に3つの数値を一定数貯めれば専用の「絆の証」アイテムが手に入ります。
この練習と特訓を繰り返し、最後に試合に挑み勝ち抜けるか負けると「シンデレラストーリー」が終了。この時点で溜まっているパワー」「スピード」「テクニック」と「絆の証」を消費してキャラクターにスキルを覚えさせることができるのです。
この「シンデレラストーリー」はパワプロのいわゆるサクセスに通じるものがありますが、ライトな点は同じキャラを継続して育成・スキルの追加が出来ることですね。
このゲームではレベルは時間かお金さえかければ上げることができますし、キャラクターもガチャ運やお金でゲットできますが、スキルだけはこうやって「シンデレラストーリー」をこなすことで手に入れることになります。
同等のキャラやレベルでの闘いになった場合このスキルが勝敗を分ける可能性があるわけで、かなり重要な要素となります。
とはいえ、ライトに楽しむだけなら、試合をこなしてキャラをゲットして采配をして楽しむといった形でもOK。メインのストーリーも簡単に進んでいきますし、見ごたえも十分あるので存分に遊べます。
ガッツリ遊ぶならそれだけの懐の深さがあり、気軽に遊ぶこともできるなかなか上手いシステムです。
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