深かれ浅かれ耳の穴に入れるというイヤホンの常識を覆したイヤホン「ambie(アンビー)」を使ってみました。
このイヤホンの特徴は何と言ってもその形状。カナル型でもなければインイヤー型でもありません、耳介つまり外から見て通常「耳」と言われる部分を挟み込むようにして使うイヤホンなのです。
使う際はこんな感じになります。
ちょっと着けるのに慣れが必要ですが、耳たぶの少し上くらいを意識して上下いずれかからスライドさせる様にするとスムーズに着けられます。
ケーブル途中にはボタンとマイクがあり、スマホにかかってきた電話などにでることも可能。音量ボタンはなくワンボタンなので音楽の再生・一時停止だけとなります。
ジャックは一般的な3.5mmイヤホンジャック。iPhone 7/7 Plusの場合は付属もしくは別売りのLightningコネクタを使う必要があります。
気になる音ですが、正直音質の評価でいえばあまり良くないと思います。
というのも、この形状ゆえにどうしても遮音性があるために低音を出せるカナル型と違って低音がかなり薄くなってしまいます。しかしこのイヤホンはそんな事を度外視できるほど面白い特徴があります。
何と言っても、イヤホンから流れていくる音楽とイヤホンをしていない時の音が共存できるということ!
今こうやって記事を書いているタイプ音や窓の外で少し強めの風が吹いた時の音も全てこのイヤホンをしながらちゃんと聞こえて来ます。だからといって音楽の主張が弱すぎるということもなく、音楽はクリアに聞こえてきます。これはこのイヤホンでないと味わえない、かなり不思議な体験です。
例えるならお店や街頭で流れている音楽が凄く耳の近くで自分に追随してクリアに聞こえてくるような感じ。他の音も聞こえるのだけど音楽が近い、みたいな感覚です。
なのでアカペラのようなボーカルのみの曲やそういう部分がある曲を聞くと、耳元で囁かれているようでオススメです。
最後に着け心地ですが、これもかなり良いです。耳介部分を挟むようにつけますが、痛みや違和感も無く、本体も軽いので全く苦になりません。
また、音楽を聞いている状態でそのまま外してみましたが、外すと不思議と外から音が聞こえませんでした、音量次第の部分こそありますが、普通に聞く分にはそこまで音漏れの心配もないと思います。
イヤーピース部分が外れる様になっており、差し込んであるだけなので着け方によってはは外れる場合があります。ここはちょっと注意。
予備が1セットついており、まが単体での販売もしているので、もしなくしたらここだけ追加で購入が可能です。
音楽を聞き入って楽しむというより、日常に音楽を添える・ちょっと付け足すという感じのイヤホンです。仕事中のBGMにも、音楽だけじゃなく移動中の音を聴き逃したくない場合など使いたくなるシーンは多くあります。ちょっとイヤホンやヘッドホンを着けるのが憚られたシーンでも気兼ねなしに音楽を聞くことができ、かなりオススメです。
価格は5,940円(税込)でオンラインか取扱店舗で購入可能です。
ambie(アンビー)/耳を塞がず音を楽しむ、新感覚「ながら」イヤホン
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