色を塗りつぶして画面を一色に染め上げるパズルゲーム「KAMI 2」レビュー。紙の質感やエフェクトの美しさ、ゲームシステムがマッチした最高のパズル

　ルールはシンプル。それでいて思考性が高くてストレスもなく誰でも遊べ、一つ一つのエフェクトも美しいという見事なパズルゲームです！これはハマりますよ！！

　画面下のパレットをタップして色を選択、他の色のついた紙をタップするとその色に染まります。

　決められた手数以内に画面内の紙を一色に染め上げればクリア！実にわかりやすいです。

　最初は超が付くほど簡単ですが、少しするとかなり思考性が出てきます。

　例えばここらへんに来ると、パッと見「コレを5手で一色に！？マジで！！？」みたいになりますが必ず解法はあります。ただ、闇雲に染めるとこんな結果に。

　コツは離れている同じ色の間をどう埋めるか、同じ色が複数に分断されているものは無理につなげようとするのではなく、隙間を別の1色で埋めてから一気に染めて繋げる、という思考が必要になってきます。

　最後に絶対に残るような位置にいる色から逆算するのも手です。

　イメージとしては染めて同じ色にする、というより既にある色の周りを一緒の色で埋めて飲み込んでいく、という感じだと解きやすくなる気がします。

　失敗してもやり直しボタンで即初期状態に戻せるので、どのタイミングでもすぐにやり直しができます。

　考えて塗ってみてはやりなおすを繰り返しながら思考するのが楽しいです。

　また染める際のエフェクトが美しく、紙がパタパタと違う色に染まっていく様が見て・触って非常に心地よいです。最後に全部が一色になり折りたたまれていく瞬間は堪りません。

　さらに自分でステージを作ることも可能。

　作ったステージは全世界に公開して他のプレイヤーが遊ぶことができます。もちろん自分も他のプレイヤーが作ったステージを遊べます。

　人気のステージは流石にやりこんだ人のものが多く、通常のストーリーエリアより手応えがあるものも。

　日替わりステージもあり。こちらも難易度は高め。メインのストーリーモードが終わってもここでガッツリ楽しめます。

　何をおいてもパズル自体がとにかく面白い！これでいけるかな…？と思いつつ染めるものの1手足りない…じゃあこうしてみようああしてみようと思考するのがめちゃくちゃ悩ましくもそれが楽しいです。

　またその楽しさを快適に提供してくれる触感や操作感も素晴らしい。考える事を邪魔せず繰り返し挑戦することを綺麗に誘導してくれます。

　これは超オススメです！

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