「Googleストリートビュー」のスタッフは政府のスパイ!?タイで一体何が起こったのか?

 2007年から公開が始まったGoogleのストリートビュー。世界各地の風景や遺産のパノラマ写真が手軽に楽しめるとあって、人気のコンテンツとなっています。

 日本でも軍艦島のストリートビューが話題になりましたよね。

▲軍艦島を歩くストリートビューのスタッフ

 そんなストリートビューのスタッフがタイでスパイと間違われ尋問されるという、とんでもない災難に遭ってしまったようです。

 事件が起こったのはタイ北部の村。

 グーグルのロゴが付いた車両を走らせていたスタッフが村の住民に取り囲まれ、詰問されたのち地元の寺院に閉じ込められてしまったのです!

▲ストリートビューの撮影車(参考:policymic)

 なんと住民はスタッフの事を、彼らが反対しているダム建設のために政府が送り込んだスパイだと勘違いしてしまったんだとか…!

 寺院に閉じ込められたスタッフは嘘をつくと災いが起こるとされている仏像の前で「自分達は政府のスパイではない。」と誓わされたそうです。

▲タイの仏像(イメージ )(参考: Photo by (c)Tomo.Yun

 14日になり、住民はダム建設反対のためのFacebookページで自分達の勘違いを認め、グーグルに謝罪する声明を発表しています。

 言葉も文化も異なる世界各地を撮影するスタッフ、多かれ少なかれこのような騒動に巻き込まれる事もあるんでしょうね。

参考:AFPBB News

ライター:sunagimo99

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