米Appleの株価が再び上昇し始めました。今年の1月23日以来、8ヶ月ぶりの500ドルに到達しています。この背景には、ある人物のツイートがきっかけとなったらしいのですが、一体どういうことなのでしょうか?
Appleの株価が乱高下するのはもう慣れっこですが、さすがに今回の急上昇には驚きました。
まだ新作発表会も行われていない8月中旬。アメリカの「物言う投資家」カール・アイカーン氏が突然Twitterでこうつぶやきました。
「我々はAppleの株を大量に保有している。同社は非常に過小評価されていると思う。今日、そのことについてティム・クック氏と話をした」
そして続けて「より大きな自社株買いを実施するべきだと意見した」ともツイート。
これを受けて市場ではApple株の買い注文が殺到。株価が5%(時価総額2兆円以上)上昇するという異常事態となりました。
このカール氏はこれまでもさまざまな企業の株主となって、その経営方針に口を出すことで有名な投資家です。最近ではPCメーカーのDELのM&A計画に待ったをかけたことでも話題に登っています。
その氏が「自社株買い」をAppleのCEOティム・クックに薦めたとあって、その前に株を買い付けておきたい投資家がなだれ込んだ形となった訳です。
12日に450ドルだった株価が、たったの2ツイートで503ドルまで上がるのにも驚きですが、このまま9月に入ってAppleの新作発表会が開催されたら、その高がどこまで伸びるのやら…。例え株主でなくても、その動向が気になるところですね。
ライター:なかムー
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