「Pokémon GO」が日本でもリリースされて約2週間が経ちました。最初はバッテリー及び通信量を多量に消費するため対策が必要みたいなことが言われておりましたが、蓋を開けてみればバッテリーはまぁ本当にヤバイので対策しないといけないのは当たってたとしても、通信量に関しては全然でした。
実際に「Pokémon GO」をリリースからプレイして1日1時間程度遊んでいますが、ほぼ触れていない日もあるのでそこら辺を考慮して日割り計算でだいたい15,6MB。このペースで遊んだとして付きで450MB。1日2時間遊んでもたぶん1GB位でしょう。
ヤッター!良かった!1GBなら安心ですね!
って本当にそう!!?
ここで私の先月、先々月の通信量を見てみましょう。ちなみに契約タイプは7GBまでの定額でございます。
そう、残り1GB無いんですわ…つまりガッツリ遊び続けると下手すりゃ通信制限に。
確かにPokémon GOは遊ぶ量や質に対しての通信量でいえばかなり少ないです。これは本当にNianticグッジョブという感じで素晴らしいのですが。
他のアプリを使う機会が減って通信の総量が減らないのであれば、少量であっても増えることに変わりはないんですね。なので、私の様に通信量ギリギリで生きている人間にとっては制限が迫ってくることに変わりがなかったわけです。
というわけでなんやかんやでPokémon GOを思いっきり遊びつつ、通信制限を回避する方法を考えてみました。
物理的には一番軽い方法です。
3大キャリア(MNO)にせよMVNOの格安SIMにせよ、通信制限に引っかかった際に追加料金を支払うことで通信制限を解除・緩和することができます。
MNOであれば1GB1,000円〜、MVNOであれば大体150〜200円位で100MB単位で追加することも可能です。継続した契約じゃないので、オーバーしそうな月だけ追加で済むのもいいですね。
WiMAXやポケットWi-FiなどのモバイルWi-Fiルーターを使う方法ですね。
大体4,000円弱/月くらいの料金が基本ではありますが、端末別の割引や、家の光回線などを使っていれば併用のキャンペーン適用で2,500円位まで抑えることができます。
確かに①のキャリア追加料金より高くはなりますが、複数接続ができるので一つ持っておけばPCやタブレットなどを外でネット同時利用できますし、WiMAXであれば月の通信量制限が無いプランもあるので、メイン回線も含め通信をそちら常用にしてスマホの方の回線のプランをもっと価格の安いものに下げるということも不可能ではありません。
自身の利用環境を見直して使うなら逆に全体の通信料金を下げられるかもしれないので一考の余地ありです。
無茶な提案だろ、とお思いかもしれませんが「Pokémon GO」に於いては意外とナシでは無いかもしれないと思っています。
大きな理由として「Pokémon GO」では複数の端末にアプリをインストールしていても、アカウントさえ設定していれば即座に同期できるからです。
端末Aで遊んでいて通信量が増えてきたら終了して、すぐに端末Bでアプリを立ち上げても同じデータでそのまま遊べます。iPhoneとAndroidどちらでも同じでも問題なしです。
利点としては、別回線なので通信量は余裕でカバーできると同時に、バッテリー問題も解決できます。
ただし当たり前ですが①②の方法と比べて流石に料金は高くなりがちです。
大手キャリアであれば2台目契約で割引があるので、それを活用しつつ最小限のプランにすれば普通に2回線契約するよりある程度は安くできます。
とはいえ、流石に厳しいかもしれないので、すでに2回線持っている人、もしくは別の理由があって2回線を買うと決まっている人に、こういう方法もあるのかくらいに思って頂ければと思います。
この方法は正確には③とほぼ一緒ですが、その応用編という感じです。
以前使っていた端末や中古端末で安く済ませられればあとは格安SIMさえ買えばデータ通信のみのプランで3GB/月1,000円以下で運用も可能です。
この場合はむしろ、その端末を「Pokémon GO」専用端末にして”通信量が制限に達したらメイン端末でもやる”位がいいのかもしれません。
注意事項としては古い端末や格安SIMと一緒に売られている端末などでスペックが低いものだと「Pokémon GO」アプリが遊べない可能性があるので、そこだけ事前に調べておいたほうがいいでしょう。本気でPokémon GOに取り組みたいなら結構アリな選択肢だと思っています。
いかがだったでしょうか。今回は「Pokémon GO」を基準に話ましたが、通信端末と回線の使い分けは仕事とプライベートに通信をわけたり家族で使ったりといろいろと応用が効くと思います。
ちなみに私はすでに私物で②③④を満たしていたので、盤石のPokémon GO体制で挑んでおります。
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