海外で先行リリースされ、数日の間に瞬く間にランキング、セールス共にトップとなり早くも社会現象とも言えるほど流行っている「Pokémon GO」ですが残念ながら日本ではまだリリースされておりません。
早ければ今週中にも日本でリリースされるという話もあります。そこで、「Pokémon GO」とはどんなゲームなのか、何が凄いのか、今のうちにサラッと予習しておきましょう。
「Pokémon GO」はAR、いわゆる拡張現実を利用したゲームで、アプリの中には現実の地図と同じ世界が広がっています。その中にオリジナルのポケモンと同じく野生のポケモンが点在していて、ゲームと現実はGPSにより位置情報がリンクしているので、実際にプレイヤーはスマートフォンを持って歩き、ポケモンを探し捕まえられる、というわけです。
もっと簡単に言うと、現実世界を動き回ってアプリの中でポケモンをゲットするという、まさにポケモンの世界と現実が合体したゲームなのです。
その凄さはまさに社会現象と呼ぶにふさわしく、すでにリリースされた海外では様々な影響が表れています。
・リリース直後にApp Store総合ランキング1位。米国にて約750万DL超(両OS)
・1日のアクティブユーザー数がTwitterに迫る勢い
・公開4日の売上が14億円突破(米調査会社データ)
・任天堂の株価が急騰
・距離の単位は米国でマイルが一般的だがアプリ内はメートル法で表示されるため、Googleで単位の変換が検索されまくる
また一方で社会的影響やデマも相当な数が横行しているようです。
・商業施設や公共施設、私有地内にポケモンが現れたことで利用者や以外の殺到や侵入者がでる
・ポケモンの位置をWeb上で提示して犯罪目的で人を呼び出す
・高速道路にミュウツーが現れたと大量の人が押し寄せて交通マヒが起こる(デマ)
他にもやはり歩きスマホなどについて不安視する意見も多数でています。もちろんこういった内容の多くは基本的にはユーザーのモラルに委ねられるものであり、責任をゲームに押し付けることで折角現れた大きな可能性を閉ざしてしまわないよう願うばかりです。
また7月下旬には専用のデバイス「Pokémon GO PLUS」の発売も発表されており、さらに遊び方が広がりそうです。
日本でもリリースされれば大流行間違いなしのこのゲーム、現実とリンクするので注意するべき点もあるとは思いますが、それを押して楽しみは大きいと思います。待ち遠しいですね。
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