スマホに広く普及している無線通信規格Bluetooth。ヘッドホンやマウス・キーボードをワイヤレスで使用したりと便利ですが、一方で危険もあるようです。
米国のセキュリティ会社であるTrustwaveは、日本の大手住宅設備企業LIXIL(リクシル)製のトイレ「SATIS」に脆弱性が見つかったと発表しました。
トイレに脆弱性…?と思うかもしれませんが、実はこのトイレ、Bluetooth通信を利用して、Androidアプリからフタの開け閉めや洗浄位置/洗浄の強さなどをワイヤレス操作できる機能が搭載されているのです。
Trustwave社は、このトイレに利用されているBluetoothのPINコードが「0000」で固定されているため、セキュリティが脆弱であると指摘。アプリをダウンロードしたユーザーが誰でもトイレを操作することができるとして、注意を促しています。
想像してみてください。自分が気張っている最中に勝手にフタが閉まったり、シャワートイレの使用中に洗浄位置や強さを変えられる恐怖を…。
Trustwave社によれば、現在のところLIXILからの返答はないとしているようです。ただ、そもそも自分なんかは、なぜトイレにワイヤレス操作用のアプリが必要なのかと思ってしまうのですが…。
参考: マイナビニュース
ライター:いっしー
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