大阪・名古屋でも!?“パケ詰まり”はau版iPhoneの方が多いことが判明

 以前、東京・山手線での“パケ詰まり”を調査したMMD研究所が、今回は大阪・名古屋を対象に調査を行っています。

 それによると、やはり名阪でもauが苦戦しているようです…。

※「パケ詰まり」の定義…Webページが表示されるまでの時間が30秒を経過した場合、並びに、計測が出来なかったものは30秒として計算し、「パケ詰まり」としてカウント。Webページは「Yahoo!Japan」を使用。

※測定場所…【大阪】JR大阪駅環状線ホーム、南海なんば駅北口改札付近/JR天王寺駅中央改札付近 【名古屋】JR名古屋駅東海道線ホーム、栄駅東山線中央改札付近/JR金山駅改札口付近

 まずは大阪。キャリア別での「Webページが表示されるまでの時間」をみてみましょう。測定は全ての調査端末がLTE(4G)を捕捉しているスポットを選定しています。


 au版iPhone 5では、全ての日付において10秒以上かかっています。一方SoftBank版iPhone 5はほとんどが3秒以内に表示できていますね。

 名古屋ではどうでしょうか。


 SoftBank版iPhone 5は依然としてほとんど3秒以内をキープ。au版iPhone 5は大阪ほど時間を要していないものの、ほとんどが6秒〜7秒かかっています。

 では最後に、“パケ詰まり”回数についてみてみましょう。


 名古屋では両キャリアともパケ詰まりゼロという結果になりました。しかし大阪では、SoftBankはゼロなのに対し、auは53回もの“パケ詰まり”を起こしています。

 東京での調査に引き続き、名阪でもau版iPhone 5が苦戦するという結果になってしまいました。計測場所が少しずれたり、測定方法によっても結果が大きく変動する可能性は十分あり得ますが、ひとつのデータとして参考することができますね。両社とも、各地のデータ通信が更に快適になるよう整備を進めてほしいです。

参考: MMD研究所

ライター:いっしー

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