Apple Payなんかメじゃない。Googleの次世代の支払い方法は「お会計はGoogleで」とレジで言うだけに

 正直ホンマかいなと思ってしますが、Googleの超技術ならやってくれる、そう思えるのが凄いところ。

 Googleが新しい店頭の決済システム「Hands Free」の試験を開始すると予告しています。なんとこのシステム、お会計時にGoogleで支払う旨を伝えるだけ。スマホを取り出す必要もなければ、店舗端末にスマホをかざす必要もありません。

 動画が公開されているのですが、これが面白いです。

 小銭にしろカードにしろ今までの支払い方はこんなにイライラする、全然スマートじゃない、ということを表現しているのですが、その表現が大げさ過ぎて癇癪起こしすぎやろ!突っ込みたくなってしまいます。かなり必見。


基本の小銭ドザー


レシート貯めすぎにより紙幣が見つからない


そもそも鞄が汚くて財布が見つからない!


カードが通らない!


ボールペンが出ねぇぇぇぇ!


あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!タッチパネルが反応しねぇぇぇぇ!


でもHands Freeならただ口頭で伝えるだけ。家族全員こんなににこやか。

 最後にはHands Freeならこんなにスマートだよ!ということで、家族連れのお母さんがとても穏やかに「Googleで支払うわ」と言うだけでお会計終了。確かに凄いです。

 ただ個人的にはその前までの映像のやり過ぎ感が凄くてそっちが印象に残ってしまいましたが。

 実際にこんな魔法みたいなことが可能かといえば不可能ではないでしょう。

 事前にスマホにHands Freeアプリを入れる必要があるとされているので、簡単に考えられる方法としては、Bluetoothを利用して入店した時点でお店側の端末には支払い利用可能なお客の情報が表示されており、お店側ではレジで名前を確認するだけという感じでしょうか。

 こういった流れを実現するにはHands Freeのシステムに個人情報を預ける必要がある事や、同姓同名のユーザーが同店内にいた際にその区別がつくのか、次の段階の確認はどうするのか、店舗端末とユーザー端末間の通信精度など考えられるハードルはもちろんあります。

 まずは試験運用とし一部の招待ユーザーのみサンフランシスコのMcDonaldとPAPA JOHNESでテストをするという事なので、実運用まではまだまだ時間をかけると思われます。

 Googleはつい先日、開発者むけ発表会Google I/OにてApple PayのAndroid版ともいえる「Android Pay」を発表しています。そちらは開始がより具体的に動いていますが、すでに次なるシステムを動かし始めているというのも凄いですね。

 Apple Payすら導入できていない日本ではまだまだ導入は難しそうですが、未来の一端を見れるという感じがして非常に面白いですね。

参考:Hands Free – Google

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イマ&ムラ

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