オンラインメディアのAppleinsiderによると、Appleがデバイスのベゼル(額縁)部分でとある特許を取得したようです。それはタッチスクリーンにベゼルを出現させたり、消したりできるアイデアだそうですが、一体どんなものなのでしょうか!?
モバイル端末において、ベゼル部分が細くなればなるほど、モニターサイズはそのままに本体を小型・軽量化できるというメリットがあります。
しかし反面、手で持つときの「タッチ非反応面積」が狭くなり、思わぬ誤動作を招く可能性も含まれています。
iPad miniではこれまでのベゼル比率を変え、見事に本体を小型化することに成功しました。しかしAppleはさらなるサイズダウンを目論んでいるのかもしれません!?
今回の特許では、なんとタッチパネルの中に「疑似ベゼル」を表示するという内容が盛り込まれています。ベゼルとして映し出された部分にはタッチ判定がないため、自分の好みの面積だけベゼルを作りだすことができます。
また、モニター内のベゼルなので絵柄を変えたり、形を変更することも可能。これにより「L字型のベゼル」など、アプリに合わせた形を利用することも可能です。
※イメージ画像:Pyropixel
この技術ですぐに思いつくのが、表示面積の小さな…例えば「iWatch」などに応用できることでしょうか。
また、逆にベゼル表示をすべて消すことで、全画面での迫力ある動画閲覧も可能となります。
まあAppleの特許といえば「製品化されるまで時間のかかるアイデア」として有名ですが、この「出したり消したりできるベゼル」はすぐに実現させてもおかしくないくらいナイスアイデアですよね。
※イメージ画像:What’s Hot
近い将来、この技術を応用してより小さく、より軽い「ベゼル面積ゼロの全モニター型iPhone」が登場するかもしれませんね!?
⇒ Appleinsider:公式サイト
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