2015年4月7日、オンラインストレージのDropboxが発表会を開催、Dropboxのビジネス向けプラン「Dropbox for Buisiness」の日本国内展開においてソフトバンク コマース&サービス株式会社と提携すると発表しました。
Dropboxユーザーは国内において個人・法人を併せて1000万に達しており、今後ビジネス向けユーザーの拡大は5年で100万人を超える見通しとし、ソフトバンク C&Sを主要代理店として販売を行っていきます。
発表会ではビジネス向けDropboxを導入している事例として電通などを紹介。電通では以前はデータをDVDに焼いて顧客などに発送をしていたが、それだけで相当のコストがかかっており、Dropbox導入によりそれらの時間や郵送費を削減することができた。
またそれにより、そのために折衷せざるをえなかった品質に妥協することなく商品を作ることができるようになったとも。
ビジネス向け製品の導入にあたり、常にセキュリティ面での心配をされるが、その点については優秀なセキュリティチームがいる、という前置きと共に「製品の説明をすべてちゃんとすれば認めてもらえている、多くの懸念点は精神面にある」と河村浩明社長は語りました。
実際の現場でも外部サービスとしてのクラウドストレージを使うことはセキュリティ的な懸念を聞くことが多々ありますが、確かにイメージが先行してしまっており。本当に安全面で比較した場合にさしたる差が無い場合も多々あります(現場の種類にもよりますが)。
電通での事例のようにオンラインストレージを使うことによる利点はかなりあり、国内有力代理店との提携もあいまって今後は企業での導入はかなり増加するのではないでしょうか。
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