ぱちんこ屋になって世界の支配を目論むスマホと戦うシュール過ぎるゲーム「ぱちんこ大戦争」

 なにから突っ込んでいいのか…

 突っ込みどころ満載なのに意外と(?)しっかりできているゲームです。

ぱちんこ大戦争!! 反逆のスマホ帝国軍

価格:無料

カテゴリ:ゲーム

 まず気になるのが”絵がなんか古い”。

 ストーリーが漫画形式で入るのですが、絵が80年台の雑誌に載っているようなテイスト。

 中身はスマホゲームに客を奪われたぱちんこ屋の店長達がハッスルする(死語)というもので、セリフもギリギリなものが結構ありながらもベタで結構面白いのが悔しい。

 そしてメインのゲーム部分はいわゆるディフェンスゲーム。スマホの化身スマホ帝国の尖兵達と戦います!

 …のですが、こちらのユニットはパチンコ玉。いや、普通に戦えるのですが、見た目が…

 ガチャで出た”かなり強いユニット”(ここらへんもアバウト)もパチンコ玉であることにかわりなし。

 出撃前の編成画面も色違いのパチンコ玉が並ぶだけどいうシュール過ぎる様子。

 全体を見るとホームとなるぱちんこ屋を改装していくことで基本ステータスが上がったりするなど、凝っていながらも遊びやすいシステムが行き渡っています。

 特別ステージの開催が実際のぱちんこ屋の様に○曜日の日!とか○○の数字のつく日!みたいで芸も細かい。

 しかしいかんせん全体に散りばめられたゆるゆるテイストが判断を狂わせます。

 粗い!古い!と思わせておいて「あれ…意外と…」という部分を恐らく計算してやっているのでしょうが、それが見事バッチリはまっているスルメのようなゲームです。

 スマホゲームを目の敵にしているスマホゲームというとどのつまりお前はどっちサイドなんだと心の底から突っ込みたい気持ちでいっぱいです。

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