ソフトバンクの米スプリント買収は米ディッシュの横やりによって事態が複雑化していましたが、ディッシュが買収を断念したことによりソフトバンクの買収がほぼ確実となりました。これにより、ソフトバンクは世界第3位の携帯キャリアとなります。
ソフトバンクは昨年の10月に、スプリントの株式70%を201億ドル(約1兆9590億円)で買収すると発表。その後、ディッシュがこれを上回る255億ドル(約2兆4860億円)での買収を提示し、事態は急転します。
それを受けてソフトバンクは、今年6月に買収額を216億ドル(約2兆1050億円)に引き上げると発表。ディッシュの動きとスプリントの株主の判断に注目が集まりましたが、今回ディッシュが正式に買収行動を見送ると発表。
障害のなくなったソフトバンクが予定通りにスプリントを買収することが確実となりました。
これにより、携帯事業での売り上げでチャイナ・モバイル、米ベライゾン・ワイヤレスに次ぐ世界第3位のキャリアが誕生することになります。
一時は破綻寸前だった国内のボーダフォンを買収し、現在のソフトバンクまで大きく育てた社長・孫氏。先日の株主講演では「世界一を目指す」と豪語していましたが、ついにその大いなる野望の第一歩を踏み出すときがきたようです。
今回のスプリント買収が国内ユーザーにも何かしらの恩恵があることを期待しつつ、今後のソフトバンクの動向に注目していきたいものです。
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ライター:なかムー
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