iPad Air 2のディスプレイは、解像度こそiPad Airと同じ2048×1536ピクセルですが、品質は明らかに進化しています。
今までのiPadは、ディスプレイ部にカバーガラス、タッチセンサー、液晶ディスプレイと3層のパーツを使用していましたが、iPad Air 2ではそれらを1つに貼りあわせて空気層をなくした「フルラミネーションディスプレイ」を採用しています。
実際に比べてみると液晶ディスプレイまでの距離が短くなっているのが確認できます。これによって6.1mmという薄さを実現できているのはもちろん、センサーとの距離も近づいたためタッチ操作の感度も向上しているんです。
ディスプレイ内での光の反射などが抑えられるため発色がいいです。iPad Airでもディスプレイは十分綺麗でしたが、iPad Air 2はそれ以上に美しい。また、視野角も抜群に広がりました。
さらに、iPad Air 2のディスプレイには「反射防止コーティング」が施されており、従来より光の映り込みが56%も抑えられています。比較すると一目瞭然、わざとブラインドが映り込むように撮影していますがiPad Air 2の方が画面がちゃんと見えます。
これは特に屋外での使うときの強みになりますね。晴れた日でも快適に電子書籍などのコンテンツを楽しめますし、視野角が広くなっているのも相まって、屋外での写真撮影も今まで以上に楽しくなりそうです。
初代から今に至るまで、9.7インチとサイズを変えずに進化してきたiPadシリーズ。iPad Air 2は、その大画面のメリットを最大限活かすことのできるデバイスになっていると思いますよ。
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