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iOS 12に合わせてiBooksはApple Booksにリニューアル。Appleが変更内容を公式サイトにて案内
2018/06/14 06:20
WWDC 2018で発表されましたが、Apple純正の電子書籍アプリ「iBooks」がiOS 12と共にApple Booksに変更となります。その内容についてAppleが公式サイトにて案内しています。
画面下のタブが全面的に見直されており、メインは「今すぐ読むタブ」となり、現在読んでいる(聴いている)ブックが表示、自分のライブラリだけでなく、噂に聞いて興味を持ったブックを読みたいセクションに登録しておくことができます。
またComplete the SeriesとYou Might Likeにはユーザーが最近読み終えた作品に基づく別のタイトルが表示されます。
はじめてオーディオブック専用タブも登場。対応している車に搭乗すればCarPlayを使って、本を耳で楽しむこともできます。
そしてストアもタブ化。トップランキング、エディターのおすすめ、エディターによるコレクション、特別価格のブック、無料ブックなど、Apple Booksが提供するあらゆる情報を簡単に見渡すことができます。
App Storeや新たなMac App Storeと同様にFor Youセクションも登場。購入履歴に基づきユーザーにパーソナライズされた推奨タイトルが受け取れるようになります。
Apple謹製アプリとしては、個人的にはずっと使いづらさの目立つアプリだったiBooksもわかりやすく使いやすくなりそうな感じがしますね。
とはいえ電子書籍はなんといってもコンテンツが勝負。いまや品揃えという意味ではどこも大差はなくなって来ていますが、やはり積み重ねとブランドとしてはKindleやほか専門ストアが強いジャンルでもあります。Appleがどこまで独自性を出しつつ顧客を取り込めるのか見ものです。