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スマホのカメラでスーパースローモーション動画も撮影可能に!ソニーがDRAMを積層した新型CMOSイメージセンサーを開発

2017/02/07 15:18

スマホのカメラでスーパースローモーション動画も撮影可能に!ソニーがDRAMを積層した新型CMOSイメージセンサーを開発

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 本日2017年2月7日(火)ソニーが業界初としてDRAMを積層した3層構造の積層型CMOSイメージセンサーを開発したと発表しました。

 従来の裏面照射型画素部分と信号処理回路部分との2層構造の積層型CMOSイメージセンサーに、さらにDRAMを積層したもので、高速読み出しの実現やスーパースローモーション動画の撮影が可能となります。

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※左が従来のCMOSイメージセンサーで右が新型

 発表によると1930万画素サイズの静止画1枚の読み出し時間は従来比の約4倍となる120分の1秒を実現。高速になることで、画素の行毎の読み出し時間のずれを抑えることが可能。

 露光時間を制御するメカニカルシャッターの無いスマートフォンでも、動きの速い被写体の撮影時に起こりやすいフォーカルプレーン歪み(画素信号を1行毎に読み出すために起こるCMOSイメージセンサー特有の画像の歪み)を抑えた静止画の撮影が可能となります。

 さらにフルHD(1920×1080画素)サイズで毎秒最大1,000フレーム(従来比約8倍)のスーパースローモーション動画の撮影も可能。

 ソニーのイメージセンサーはスマートフォン業界ナンバーワンの圧倒的シェアを誇っており、ソニー以外のスマートフォンにも多く採用されています。

 実際の機種への搭載や実用はまだ先かもしれませんが、今後より性能が上がるのは嬉しいですね。特にスーパースローモーション動画がいつものスマホで撮れるとかなり面白いのではないでしょうか。

 Sony Japan | ニュースリリース

ライター名

この記事を書いた人

イマ&ムラ

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